【光熱費レポート】元は取れるのか?!2024年8月までの太陽光発電と電気代と乾太くん

光熱費レポート

太陽光発電を検討中の皆さん、新築の一軒家では電気代がいくらになってしまうのか不安な皆さんへ、わが家の光熱費について報告します!

光熱費レポートシリーズ記念すべき1回目は、太陽光発電が本格稼働した5月から6月末の入居を経て、8月の実績値までをまとめました!

わが家のスペック

  • 2024年新築の高断熱・高気密の木造住宅
  • 日照時間の平年値が約2,200時間と長めの地域
  • 基本的にはオール電化、乾太くんのみ都市ガス使用
  • 電気契約=日中の単価が高いオール電化用プラン
  • 太陽光発電 6kWh契約(屋根は南北にのびる切妻屋根)、FITは16円/kWh
  • 蓄電池なし(将来的に値が下がるだろうと見込んで、FIT終了時の導入を計画しています)

太陽光発電のシミュレーション

太陽光発電の見積もりの際に載っていたメーカーによる太陽光発電の推定値をもとに、発電効果のシミュレーションをしたのが下の表です。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
発電量(kWh)4456467168028847917918175965204243837815
発電効果(円)9,14913,28214,72116,48918,17516,26316,26316,79812,25410,6918,7177,87416,0676

発電効果は、発電量のうち20%を買電削減(自家消費)に、残りの80%を売電として算出しています。家電削減分は日中の買電単価38.8円/kWhで、売電分はFIT契約の16円/kWhで金額ベースの発電効果を算出しました。

発電効果(円) = 発電量(kWh) × 20% × 38.8(円/kWh) + 発電量 × 80% × 16(円/kWh)

シミュレーションでは、年間約16万円ほどの効果を生み出し、6年で100万円、12.5年で200万円ほどの効果となる見込みです。もっともFIT契約は10年で終了するため、それ以降は売電による効果は落ち込みます。また、劣化も考えれば年々発電量自体も落ちていくでしょう。

とはいえ、将来の買電価格も分かりませんし、あくまでもシミュレーション上はということです。これ以上分かりませんからね。それでも導入を迷われている方にとっては、実際にどうなのかというのはかなり気になる情報だと思いますので、わが家の実績をご紹介します。

実際の太陽光発電の効果

日照時間と発電量

太陽光発電が本格的に稼働した5月から8月までのデータを見てみます。

5月6月7月8月9月10月11月12月
予想発電量(kWh)884791791817596520424383
発電量(kWh)1,019
(+217)
952
(+161)
844
(+53)
904
(+87)
日照時間231.4
(+12.6)
208.4
(+43)
171.2
(+3)
205.1
(-0.8)

ここまで日照時間は、ほぼ平年並みかやや多い傾向にあります。結果を見ると、やはりシミュレーション値よりは、発電量が多い傾向にあるようです。

個別の月を見ると、5月は平年よりも日照時間が12時間ほど、6月には平年値よりも43時間ほど多くなっています。一方で、8月はわずかに少なかったです。それでも、発電量は全ての月でシミュレーション値を上回っています。

太陽光発電の効果の検証

それでは、実際の買電削減量と売電量から太陽光発電における経済的効果について検証してみます。

5月6月7月8月9月10月11月12月年間
予想発電効果(円)18,17516,26316,26316,79812,25410,6918,7177,874107,035
発電効果(円)17,854
(-321)
17,307
(+1,044)
18,748
(+2485)
19,252
(+2,454)
73,161
買電削減量(kWh)68
(6.7%)
91
(9.6%)
230
(27.3%)
210
(23.2%)
599
売電量(kWh)9518616146943,120
累積発電効果(円)17,85435,16153,90973,161

買電削減量や売電量は、実績値を載せています。発電効果は、買電削減量に電気料金の単価38.8円/kWhをかけた金額と売電量にFIT契約単価の16円/kWhをかけた金額の合計です。

5,6月は未入居ですので、ほぼ売電=発電効果になっています。7,8月は、売電+買電削減=発電効果となります。やはり、買電削減による発電効果は大きいようです。

こうして金額ベースにしてみても、ちゃんと順調に効果を発揮しているようで安心しました。

光熱費レポート

電気代と太陽光発電

5月6月7月8月9月10月11月12月年間
発電量(kWh)1,0199528449043,719
買電量(kWh)33121310263727
電気料金(円)2,7055,3409,8707,52425,439
売電金額(円)15,96811,55210,30411,50449,328
実質負担金額(円)-13,263-6,212-434-3,980-23,889

入居したのが6月末なので、実際に居住している状況でのデータは7月以降になります。また、電気の締め日が毎月9日なので、発電量・買電量と電気料金・売電金額の期間に9日ほどのズレがあります。

正直、ここまでの効果が表れるとは思っていませんでした。予想以上の好成績です!太陽光に適した5~8月の時期だけですので、一喜一憂してもしょうがないかもしれませんが、実質光熱費0円(どころか光熱費マイナス)で過ごせています。

これから寒くなって、日も短くなって、どれだけ日中の電気使用量を抑えられるかどうか。頑張っていきたいと思います!

もうひとつの光熱費 乾太くんのガス代

こちらはデータを取り忘れたので、実績値のみお伝えします。オール電化だけど、乾太くんだけのためにガスを使うか、ドラム式で済ませてしまうか迷っている方、ぜひ参考にしてみてください。

実際には、このくらいガス代かかりますよー!

6月7月8月9月10月11月12月年間
ガス代(円)9671,3111,1013,379

洗濯後の乾燥のためだけに採用した”乾太くん”ですが、夫婦2人分の洗濯物をおよそ2日に1回使用して月1,200円ほどとなりました。

この乾太くん、本当に驚くほどに優秀です!はじめてバスタオルを乾燥させた時の感動は忘れられません(笑)いや、本当にすごいんですよ、何年も使ってヘタっているバスタオルがふわっふわな仕上がりになるんです。

そんな優秀な乾燥が、1回100円かからずに使えるんだからすごいですよね。これから洗濯量が増えて月の使用回数が増えれば、もっともっとコスパ良く回せるようになります。

絶対に採用してほしい家電の一つです。誰が何と言おうと、全ての人におすすめします!乾太くんは素晴らしいです!(笑)

おわりに

以上がわが家の8月までの光熱費レポートでした。来月からは毎月更新していきます。

これから新築する方、太陽光の導入を迷っている方などの参考になれば幸いです。

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