【光熱費レポート】元は取れるのか?!2024年11月の太陽光発電と電気代と乾太くん

光熱費レポート

太陽光発電を検討中の皆さん、新築の一軒家では電気代がいくらになってしまうのか不安な皆さんへ、わが家の光熱費について報告します!

11月はすっかり寒くなり、数日は氷点下にもなりました。ほぼ毎日暖房を使うようになり、日も短くなったことを実感するのと同時に、電気の使用量や発電量が気になる日々となりました。

年間の結果を大きく左右するであろう不利な冬のはじめの11月の結果についてレポートしていきます!

わが家のスペック

  • 2024年新築の高断熱・高気密の木造住宅
  • 日照時間の平年値が約2,200時間と長めの地域
  • 基本的にはオール電化、乾太くんのみ都市ガス使用
  • 電気契約=日中の単価が高いオール電化用プラン
  • 太陽光発電 6kWh契約(屋根は南北にのびる切妻屋根)、FITは16円/kWh
  • 蓄電池なし(将来的に値が下がるだろうと見込んで、FIT終了時の導入を計画しています)

太陽光発電のシミュレーション

太陽光発電の見積もりの際に載っていたメーカーによる太陽光発電の推定値をもとに、発電効果のシミュレーションをしたのが下の表です。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
発電量(kWh)4456467168028847917918175965204243837815
発電効果(円)9,14913,28214,72116,48918,17516,26316,26316,79812,25410,6918,7177,87416,0676

発電効果は、発電量のうち20%を買電削減(自家消費)に、残りの80%を売電として算出しています。家電削減分は日中の買電単価38.8円/kWhで、売電分はFIT契約の16円/kWhで金額ベースの発電効果を算出しました。

実際の太陽光発電の効果

日照時間と発電量

5月6月7月8月9月10月11月12月
予想発電量(kWh)884791791817596520424383
発電量(kWh)1,019
(+217)
952
(+161)
844
(+53)
904
(+87)
756
(+160)
573
(+53)
507
(+83)
日照時間231.4
(+12.6)
208.4
(+43)
171.2
(+3)
205.1
(-0.8)
189.8
(+33.2)
141.6
(-22.6)
174.4
(+2)

11月の日照時間は、平年値とほぼ同等でした。一方で発電量は、シミュレーション値よりも多くの発電(+83kWh)となり、今月も発電量に関しては順調でした!

太陽光発電の効果の検証

次に、実際の買電削減量と売電量から太陽光発電における経済的効果について検証してみます。

5月6月7月8月9月10月11月12月年間
予想発電効果(円)18,17516,26316,26316,79812,25410,6918,7177,874107,035
発電効果(円)17,854
(-321)
17,307
(+1,044)
18,748
(+2,485)
19,252
(+2,454)
14,353
(+2,099)
11,471
(+780)
11,464
(+2,747)
73,161
買電削減量(kWh)68
(6.7%)
91
(9.6%)
230
(27.3%)
210
(23.2%)
99
(13.1%)
101
(17.6%)
147
(29.0%)
599
売電量(kWh)9518616146946574723603,120
累積発電効果(円)17,85435,16153,90973,16187,51498,985110,449

買電削減量や売電量は、実績値を載せています。発電効果は、買電削減量に電気料金の単価38.8円/kWhをかけた金額と売電量にFIT契約単価の16円/kWhをかけた金額の合計です。

11月の日中は、ほぼ在宅でした。日中は太陽光によって暖かい室内でも、朝晩を中心に寒さから空調を使用する日も多くなりました。

そのため、日中に使用する電気量は増加し、発電効果の中でも買電削減量の割合が30%近くとここまでで最も高い値となりました。

発電量も順調だった11月ですが、発電効果に影響の大きい買電削減の割合も増加した分発電効果は予想を上回る上出来の結果となりました。

光熱費レポート

電気代と太陽光発電

5月6月7月8月9月10月11月12月年間
発電量(kWh)1,0199528449047565735074,249
買電量(kWh)331213102631822944181,203
電気料金(円)2,7055,3409,8707,5245,9489,00313,10140,390
売電金額(円)15,96811,55210,30411,5048,6728,0004,86466,000
実質負担金額(円)-13,263-6,212-434-3,980-2,7241,0038,237-25,610

※電気の締め日が毎月9日なので、発電量・買電量と電気料金・売電金額の期間に9日ほどのズレがあります。

厳しいですね💦11月分の電気代ですが、大きく増加し13,000円もかかってしまいました。後半の半月程はほとんど1日中暖房をつけており、1日の消費電力が20kWh近くになっていたため覚悟はしていましたが、、、

また、日中に暖房を使用しているので太陽光発電も消費され、売電額も大幅ダウンです。その結果、11月分は実質8,000円とこれまでにない負担です😢太陽光なかったら果たしていくらになっていたのでしょうか…恐ろしいですね。

12月は、日照時間が短く最も発電に不利な季節になります。最低気温は氷点下になるので暖房による消費も激しいことが予想されるため、どうなってしまいますかね。考えるのも怖いですが、気になりますね。

もうひとつの光熱費 乾太くんのガス代

オール電化だけど、乾太くんだけのためにガスを使うか、ドラム式で済ませてしまうか迷っている方、ぜひ参考にしてみてください。実際には、このくらいガス代かかりますよー!

6月7月8月9月10月11月12月年間
ガス代(円)9671,3111,1011,1051,4511,6623,379

洗濯後の乾燥のためだけに採用した”乾太くん”ですが、夫婦2人+1人分の洗濯物をおよそ1日に1回の頻度で使用して月1,500円ほどとなりました。基本料金が約800円に単価174円×5㎥=870円が内訳です。

この乾太くん、本当に驚くほどに優秀です!はじめてバスタオルを乾燥させた時の感動は忘れられません(笑)いや、本当にすごいんですよ、何年も使ってヘタっているバスタオルがふわっふわな仕上がりになるんです。

そんな優秀な乾燥が、1回約50円ほどで使えるんだからすごいですよね。10月も11月も安定的に一回50円ほどのコストでしたので、今後も同程度が予測されます。なお、単価が14円ほど値上がりしています。

おわりに

以上がわが家の11月の光熱費レポートでした。

これから新築する方、太陽光の導入を迷っている方などの参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました