【光熱費レポート】元は取れるのか?!2024年10月の太陽光発電と電気代と乾太くん

光熱費レポート

太陽光発電を検討中の皆さん、新築の一軒家では電気代がいくらになってしまうのか不安な皆さんへ、わが家の光熱費について報告します!

10月は寒くなりはじめ数日だけですが、暖房を使う日もありました。そして2人暮らしから3人暮らしに変わり、電気はともかく乾太くんの使用回数は増えました。

日照時間も日に日に短くなるこの季節、今まで続いていた実質マイナスの電気代がどうなったか気になるところです。

わが家のスペック

  • 2024年新築の高断熱・高気密の木造住宅
  • 日照時間の平年値が約2,200時間と長めの地域
  • 基本的にはオール電化、乾太くんのみ都市ガス使用
  • 電気契約=日中の単価が高いオール電化用プラン
  • 太陽光発電 6kWh契約(屋根は南北にのびる切妻屋根)、FITは16円/kWh
  • 蓄電池なし(将来的に値が下がるだろうと見込んで、FIT終了時の導入を計画しています)

太陽光発電のシミュレーション

太陽光発電の見積もりの際に載っていたメーカーによる太陽光発電の推定値をもとに、発電効果のシミュレーションをしたのが下の表です。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
発電量(kWh)4456467168028847917918175965204243837815
発電効果(円)9,14913,28214,72116,48918,17516,26316,26316,79812,25410,6918,7177,87416,0676

発電効果は、発電量のうち20%を買電削減(自家消費)に、残りの80%を売電として算出しています。家電削減分は日中の買電単価38.8円/kWhで、売電分はFIT契約の16円/kWhで金額ベースの発電効果を算出しました。

実際の太陽光発電の効果

日照時間と発電量

5月6月7月8月9月10月11月12月
予想発電量(kWh)884791791817596520424383
発電量(kWh)1,019
(+217)
952
(+161)
844
(+53)
904
(+87)
756
(+160)
573
(+53)
日照時間231.4
(+12.6)
208.4
(+43)
171.2
(+3)
205.1
(-0.8)
189.8
(+33.2)
141.6
(-22.6)

10月の日照時間は、平年値よりも23時間も少なくなりました。それでも、シミュレーション値よりも多くの発電となり、今月も発電量に関しては順調でした!

太陽光発電の効果の検証

次に、実際の買電削減量と売電量から太陽光発電における経済的効果について検証してみます。

5月6月7月8月9月10月11月12月年間
予想発電効果(円)18,17516,26316,26316,79812,25410,6918,7177,874107,035
発電効果(円)17,854
(-321)
17,307
(+1,044)
18,748
(+2,485)
19,252
(+2,454)
14,353
(+2,099)
11,471
(+780)
73,161
買電削減量(kWh)68
(6.7%)
91
(9.6%)
230
(27.3%)
210
(23.2%)
99
(13.1%)
101
(17.6%)
599
売電量(kWh)9518616146946574723,120
累積発電効果(円)17,85435,16153,90973,16187,51498,985

買電削減量や売電量は、実績値を載せています。発電効果は、買電削減量に電気料金の単価38.8円/kWhをかけた金額と売電量にFIT契約単価の16円/kWhをかけた金額の合計です。

10月の日中は、9月と異なりほぼ在宅でした。ですが、空調など使用しなかったこともあり、発電効果の中でも買電削減量の割合が20%を切っています。

発電量はシミュレーション値より多かった10月ですが、発電効果に影響の大きい買電削減の割合が少なかった分発電効果はほぼ予想通りの結果となりました。

光熱費レポート

電気代と太陽光発電

5月6月7月8月9月10月11月12月年間
発電量(kWh)1,0199528449047565734,249
買電量(kWh)331213102631822941,203
電気料金(円)2,7055,3409,8707,5245,9489,00340,390
売電金額(円)15,96811,55210,30411,5048,6728,00066,000
実質負担金額(円)-13,263-6,212-434-3,980-2,7241,003-25,610

※電気の締め日が毎月9日なので、発電量・買電量と電気料金・売電金額の期間に9日ほどのズレがあります。

5月から始まり、はじめて!とうとう!実質光熱費がマイナスからプラスに変わってしまいました(´;ω;`)

とはいえ、1か月の光熱費が実質1,000円ですから素晴らしいものです。電気料金が上がったのも、売電が減ったのも、原因は”日照時間の短さ”にあります。つまり、どうしようもありませんが、日照時間が延びれば回復するでしょう。

これから12月に向けてどんどん日照時間が短くなっていきます。どれだけ日中の電気使用量を抑えられるか、また家の断熱・気密性能で暖房を抑えられるか。頑張っていきたいと思います!

もうひとつの光熱費 乾太くんのガス代

オール電化だけど、乾太くんだけのためにガスを使うか、ドラム式で済ませてしまうか迷っている方、ぜひ参考にしてみてください。実際には、このくらいガス代かかりますよー!

6月7月8月9月10月11月12月年間
ガス代(円)9671,3111,1011,105 1,4513,379

洗濯後の乾燥のためだけに採用した”乾太くん”ですが、夫婦2人+1人分の洗濯物をおよそ1日に1回の頻度で使用して月1,500円ほどとなりました。基本料金が約800円に単価160円×4㎥=640円が内訳です。

この乾太くん、本当に驚くほどに優秀です!はじめてバスタオルを乾燥させた時の感動は忘れられません(笑)いや、本当にすごいんですよ、何年も使ってヘタっているバスタオルがふわっふわな仕上がりになるんです。

そんな優秀な乾燥が、1回約50円ほどで使えるんだからすごいですよね。これから洗濯量が増えて月の使用回数が増えれば、もっともっとコスパ良く回せるようになります。

絶対に採用してほしい家電の一つです。誰が何と言おうと、全ての人におすすめします!乾太くんはすごい!(笑)

おわりに

以上がわが家の10月の光熱費レポートでした。来月からは毎月更新していきます。

これから新築する方、太陽光の導入を迷っている方などの参考になれば幸いです。

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