【光熱費レポート】元は取れるのか?!2024年12月の太陽光発電と電気代と乾太くん

光熱費レポート

太陽光発電を検討中の皆さん、新築の一軒家では電気代がいくらになってしまうのか不安な皆さんへ、わが家の光熱費について報告します!

12月はもう完全に冬です。毎日最低気温は氷点下、最高気温も一桁と厳しい寒さです。そのため、ほぼ24時間ずっと暖房を使うようになり、発電量も買電量も見るのをためらうほどに良くないことを実感しています。。。(´;ω;`)

1年間で最も日が短く、光熱費的には厳しい12月の結果についてレポートしていきます!

わが家のスペック

  • 2024年新築の高断熱・高気密の木造住宅
  • 日照時間の平年値が約2,200時間と長めの地域
  • 基本的にはオール電化、乾太くんのみ都市ガス使用
  • 電気契約=日中の単価が高いオール電化用プラン
  • 太陽光発電 6kWh契約(屋根は南北にのびる切妻屋根)、FITは16円/kWh
  • 蓄電池なし(将来的に値が下がるだろうと見込んで、FIT終了時の導入を計画しています)

太陽光発電のシミュレーション

太陽光発電の見積もりの際に載っていたメーカーによる太陽光発電の推定値をもとに、発電効果のシミュレーションをしたのが下の表です。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
発電量(kWh)4456467168028847917918175965204243837815
発電効果(円)9,14913,28214,72116,48918,17516,26316,26316,79812,25410,6918,7177,87416,0676

発電効果は、発電量のうち20%を買電削減(自家消費)に、残りの80%を売電として算出しています。買電削減分は日中の買電単価38.8円/kWhで、売電分はFIT契約の16円/kWhで金額ベースの発電効果を算出しました。

実際の太陽光発電の効果

日照時間と発電量

1月←2025
2024→
5月6月7月8月9月10月11月12月
予想発電量(kWh)445884791791817596520424383
発電量(kWh)550
(+105)
1,019
(+217)
952
(+161)
844
(+53)
904
(+87)
756
(+160)
573
(+53)
507
(+83)
465
(+82)
日照時間219.5
(+35.2)
231.4
(+12.6)
208.4
(+43)
171.2
(+3)
205.1
(-0.8)
189.8
(+33.2)
141.6
(-22.6)
174.4
(+2)
189.5
(+9.5)

1月の日照時間は、平年値よりも約35時間も多くなりました。発電量も日照時間に合わせるように、シミュレーション値よりもかなり多くの発電(+105kWh)となり、今月も発電量に関しては順調でした!

太陽光発電の効果の検証

次に、実際の買電削減量と売電量から太陽光発電における経済的効果について検証してみます。

1月←2025
2024→
5月6月7月8月9月10月11月12月年間
予想発電効果(円)9,14918,17516,26316,26316,79812,25410,6918,7177,874116,184
発電効果(円)15,002
(+5,853)
17,854
(-321)
17,307
(+1,044)
18,748
(+2,485)
19,252
(+2,454)
14,353
(+2,099)
11,471
(+780)
11,464
(+2,747)
12,593
(+4,719)
138,004
買電削減量(kWh)272
(49.5%)
68
(6.7%)
91
(9.6%)
230
(27.3%)
210
(23.2%)
99
(13.1%)
101
(17.6%)
147
(29.0%)
226
(48.6%)
1,444
売電量(kWh)2559518616146946574723602395,103
累積発電効果(円)138,04417,85435,16153,90973,16187,51498,985110,449123,042

買電削減量や売電量は、実績値を載せています。発電効果は、買電削減量に電気料金の単価38.8円/kWhをかけた金額と売電量にFIT契約単価の16円/kWhをかけた金額の合計です。

1月の日中もほぼ在宅です。日中でも最高気温は一桁で、ほぼ終日暖房をつけています。設定温度は、日中が22℃、就寝中は19℃で過ごしています。

そのため、日中に使用する電気量は激増し、発電効果の中でも買電削減量の割合が50%近くと非常に高い値となりました。

発電効果に影響の大きい買電削減量が大部分を占めたため、発電効果は12月をさらに上回る好成績(15,000円)となりました。

そして!ここまで9か月の発電効果の累積が!約14万円です!!😁

冬の方が日中に暖房を使う分、買電削減が大幅に増え発電効果が大きくなりそうですね。残り3か月でどこまで伸びるか!引き続き見守りたいと思います。

光熱費レポート

電気代と太陽光発電

1月←2025
2024→
5月6月7月8月9月10月11月12月年間
発電量(kWh)5501,0199528449047565735074654,714
買電量(kWh)688331213102631822944187042,595
電気料金(円)18,9942,7055,3409,8707,5245,9489,00313,10121,17280,556
売電金額(円)4,08015,96811,55210,30411,5048,6728,0004,8643,80873,888
実質負担金額(円)14,914-13,263-6,212-434-3,980-2,7241,0038,23717,3646,668

※電気の締め日が毎月9日なので、発電量・買電量と電気料金・売電金額の期間に9日ほどのズレがあります。

びっくりするほどに急騰した12月の電気代よりは少し落ち着きました。発電量が少し増えたため買電が減ったのでしょうか。売電についても微増の約4000円です。

結果、実質の光熱費は約15,000円とななりました。光熱費的には厳しい月が続きましたが、明るい未来が見え始めてきたので2月のさらなる回復に期待です!

もうひとつの光熱費 乾太くんのガス代

オール電化だけど、乾太くんだけのためにガスを使うか、ドラム式で済ませてしまうか迷っている方、ぜひ参考にしてみてください。実際には、このくらいガス代かかりますよー!

6月7月8月9月10月11月12月年間
ガス代(円)9671,3111,1011,1051,4511,6621,4839,080

洗濯後の乾燥のためだけに採用した”乾太くん”ですが、夫婦2人+1人分の洗濯物をおよそ1日に1回の頻度で使用して月1,500円ほどとなりました。基本料金が約800円に単価174円×4㎥=680円が内訳です。

この乾太くん、本当に驚くほどに優秀です!はじめてバスタオルを乾燥させた時の感動は忘れられません(笑)いや、本当にすごいんですよ、何年も使ってヘタっているバスタオルがふわっふわな仕上がりになるんです。

そんな優秀な乾燥が、1回約50円ほどで使えるんだからすごいですよね。

おわりに

以上がわが家の1月の光熱費レポートでした。

これから新築する方、太陽光の導入を迷っている方などの参考になれば幸いです。

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